今朝の新聞のコラムに羽生結弦の「夢」というのがあった。
羽生はこう述べている。「自分が夢がかなったのはこの金メダルだけ。ほかの夢はたくさん
捨ててきた。夢はいっぱいあっていい。高い目標だけでなく、低い目標であってもいい。」
またその記事の中で北方謙三の大水滸伝シリーズ「岳飛伝」では秦容将軍がこう語っているといっている。
「届いたと思ったらそれは夢ではない。夢にどうやって向かって言ったかが、男の人生さ。ただ夢は
受け継がれる。振り返ると、夢という墓標が延々と続いている。」
最近高校生の入試の自己紹介や推薦入試に「将来の夢」を書きなさいというのが頻繁に出ている。
生徒たちはそれぞれあこがれの夢を持っている。羽生ではないが、それぞれ捨てる夢も出てくるであろう。当然私も捨てた夢はたくさんあった。でも小さな小さなかなった夢もあった。
生徒の皆さん、いくつも夢を持って、いつかひとつでもかなうように努力してください。

夢を持ち 一歩を歩む そのときに 努力のあとが 次の夢にかける