昨日の国語の授業のことです。中2の講習の古文が「更級日記」でした。
この作者が都へ帰ってきて「源氏物語」の続きが読みたくてたまらず、親が
お寺にこもる時もついていって、どうか見せてくださいと祈るということが書いてありました。
寺から帰っても「いとくちおし」と思ったのはなぜか?という設問に答えられず、
「じゃあ、お寺に何をしに行ったのかしら?」と聞くと「本をとりにいったんでしょ」という答え。
「普通はお寺に何をしに行く?」「見に行きます」どうやらお寺はお参りするものではなく、見るものと化しているようです。
最近御朱印を集めるのがはやっているらしいですけど、お参りもせず御朱印だけ書いてもらう人もいるそうです。どうかそういう風にならないように、彼女にもお寺に行く意味を考えてほしいものです。